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大規模改修実例−外壁ほか 6

以前取り上げた、斜壁の改修前(左側)と改修後(右側)です。

タイル部分とパラペット天にひび割れが発生していたものを、タイル貼り替えと伸縮目地の新設(右側写真の黒い線状の部分)および樹脂注入補修を行ないました。

大規模改修実例−外壁ほか 5

パラペットと呼ばれる屋上の立上り壁は、モルタル仕上としていたために日射熱や雨水による浮き・ひび割れが多く発生していました。

そのため、ステンレスピンを併用して発泡エポキシ樹脂を注入し、浮いた部分を下地のコンクリートに留める工法を採用しました。

 

写真は発泡樹脂を注入しているところです。

以前は人力で充填する工法が主流でしたが、自重でゆっくりと注入することで、より深部まで樹脂を充填することが可能となりました。

大規模改修実例−外壁ほか 4

写真は手摺壁のひび割れ部における補修状況です。

 

コンクリート手摺壁のひび割れは、応力(建物の歪み)が集中する部分に発生し、補修後も同じ場所(または近辺)に再発する可能性が高くなっています。

補修方法としては、ひび割れをU字形にカットし、シーリング材(=弾力性があり、コンクリートの収縮に追従できる)を半分程度の深さ充填することで、ひび割れの再発を極力抑え、表面はポリマーセメントモルタルで成型しました。

フジサンケイビジネスアイ誌に掲載

当社のマンション管理組合に対する取り組みが、フジサンケイビジネスアイ誌「次代への軌跡」(12月20日号)に掲載されました。

大規模改修実例−外壁ほか 3

前項と同じ斜壁の部分です。

 

今回は改修方法として、別材料(不燃シングル)の採用を提案しましたが、「現在の外観イメージを残したい」という管理組合の要望があり、以下の方法としました。

@浮きの発生している部分は、樹脂注入(アンカー併用)を行う。 

A浮きの著しいタイルは撤去し、貼り替える。

B収縮目地をあらたに設けて、「面」としての動きを抑える。

C全面に防水材を塗布し、目地からの雨水浸透を抑える。

 

写真は、発生しているクラックに沿って、Bの誘発目地を設ける位置を定めているところです。

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